日の丸裁判

東京地裁でアホな判決が出たようで。とりあえず、なんで裁判官はもっと根本的なところが分かってないのかなぁ、と。つまり、
「国旗と国歌は敬意を払うもの」
ってこと。自国の国旗が敬意を払えない人が他国の国旗に敬意を払えますか?日の丸がイヤなら「日の丸じゃない旗を国旗にしよう」運動をすればいいわけで、「国旗とは敬意を払うもの」である以上、現在の日本の国旗が日の丸なんだから日の丸に敬意を払えというのが本筋。国歌も同様。都の教育委員会は「国旗国歌に敬意を払うものです」ということを教えるために、「学校行事では国旗を掲揚し、きちんと起立して国歌を歌いましょう」と通達を出した。何ら間違っていない。その基本をないがしろにして思想もなにもない。
ところが、「国旗を変えよう」や、「国歌を変えよう」といった運動が起きないところを見ると、結局、日の丸や君が代がイヤな人ってどんな旗でもどんな歌でも国旗や国歌にするのがイヤなんじゃないかなと思うんですよね。国旗や国歌に敬意を払うという行為自体が軍国主義に繋がると勘違いしているんじゃないかな。国旗国歌に敬意を払うことと軍国主義は違いまっせ。
とにかく、世界では国歌と国旗の敬意を払うのが一般的な考え方だということを理解して欲しいですね。だからこそオリンピックでも栄誉をたたえ国旗を掲揚し国歌を演奏するわけですし、反米とか、反日とかだとその象徴として星条旗や日の丸を燃やしたりするわけです。敬意を払うべき対象物に火を放つという最大限の侮辱行為を行って。
まぁ、(たぶん一部の)公立の先生がこういう本質が分かっていないことをするから、公立じゃダメだという話になって、公立に子供を行かせたくない親が増えたりするわけですな。結果、親の収入とかで行ける学校が決まってきたりもするわけで、私学には裕福な家庭の子が増えてそのネットワークが子供の頃から強固になったり、良い教育を受けられる可能性が高くなったりしたら、ますます貧富等の格差も広がりますわなぁ。
そろそろああいう一部の先生やそれをあおるマスコミは自分で自分の首を絞めているかもしれないことに気付いて欲しいんだけど……。